『〜地域包括支援センター六尾の郷〜市民向け認知症サポーター養成講座を開催しました!〜』
JUGEMテーマ:社会福祉
認知症サポーター養成講座とは、多くの市民に認知症を正しく理解していただき、認知症の人やその家族の応援者となる人を増やすことで、認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らしていける街を目指す啓発活動です。
毎年、地域包括支援センターではキャラバン・メイトの皆さんと一緒に市内全域において、保育園児や学校、老人会など各種団体に向けて養成講座を開催してきましたが、地域でも養成講座を受けたいという声もあり、今年度より各地域において市民向けの養成講座を開催することになりました。
その第1回目がJR阪和線 新家駅前HABU(ハブ)
ストアー2階の「喫茶ふくろう」において開催されました。
泉南市の広報で開催を知った方々も含め、当日は8名の住民さんが参加されました。身近な地域での開催ということで若い世代の方も参加されており「認知症の話を聞きたくて・・」と信達岡中から来られたということでした。
講座内容は、認知症に対しての理解を深めるためにスライドを使用し分かりやすく説明したのち、認知症クイズや現在、介護をしているキャラバン・メイトの方からの介護体験のお話を聞いていただきました。
参加された方は熱心に聞き入っておられ、認知症という病気を少しでも理解したいという思いが伝わってくるような雰囲気でした。
お話のあとには参加された皆さんと一緒に手を叩き足踏みしながらしりとりをするという「コグニサイズ」を行いました。
コグニサイズとは:
国立長寿医療研究センターが開発した簡単な計算やしりとりなどの課題を運動と一緒に行うことで認知症の予防と健康促進を目指す高齢者のためのエクササイズです。
・・・という形で第1回の市民向けの認知症サポーター養成講座は終了いたしました。
身近な地域で養成講座を行う事で、徘徊しているお年寄りをみつけたら声をかけたり警察に連絡したりする、毎日同じ物を買いに来る人がいたらそれとなく声をかけるなど、日々の生活の中で自分ができる範囲で、認知症の人や家族を応援していただけたらと思います。
私たち地域包括支援センター六尾の郷の職員も、キャラバン・メイトとして泉南市内で活動しているキャラバン・メイトの皆さん(専門職や住民さん)と一緒に今後も認知症啓発活動を継続していきたいと思います。
次回は・・9月30日(金)信達牧野の往生院で開催予定ですので是非、足を運んでみてください。
【地域包括支援センター六尾の郷 ケアマネジャーS】
- 2016.07.26 Tuesday
- 地域包括支援センター六尾の郷
- 11:20
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- by chojukai