『バリアフリー2017に行って来ました!』
JUGEMテーマ:社会福祉
4月20日〜22日までインテックス大阪で開催されていた、高齢者・障がい者の快適な生活を提案する総合福祉展「バリアフリー2017」に行って来ました。
私は今年で3回目の来場になるのですが、毎年介護ロボットや便利な福祉用具、介護食など最新の体験や情報収集ができるので毎年勉強になります。
毎年私が注目しているゾーンは認知症対策ゾーンで、今年はアルツハイマー型認知症の早期発見の目安となる『物忘れ相談プログラム』と『TDASプログラム』 (ティーダス・プログラム)を体験してきました。
最近、買い物に行き「玉子買わな!玉子買わな!」と連日玉子を買ってしまい冷蔵庫に3パック溜まってしまった経験があり、娘に「大丈夫?」と言われ、もの忘れが気になっていたので気合いを入れて体験したのですが、「現時点ではもの忘れの心配は要りません。」との結果にホッとしました。
今は血液検査や、こういったプログラムなど早期発見ができる時代になってきたのは凄いことだなぁと感じます。
このプログラム、価格がTDAS込みだと65万円するということで公共施設において気軽に検査なんてことは難しいと思いますが、泉南市内の認知症かかりつけ医がいる医療機関などにおいて気軽に検査ができるようになれば、早期発見・早期治療がよりすすむのではないかなぁと感じました。
私がチーム員として活動しているオレンジチームWAO(認知症初期集中支援チーム)が発足して今年度で2年目を迎えます。認知症症状が中等度以上になると支援がなかなか難しいケースもあり、早期発見・早期治療の大切さを日々ひしひしと感じています。
早期に発見し、初期やMCI(軽度認知障害)の段階で治療が開始できれば、進行を抑えられ住み慣れた地域で自分らしく暮らしていける世の中になると考えています。
今できる事から少しずつでも前進していきたいと、会場外から漂う美味しそうな香りに誘われ購入した博多唐揚げを頬張りながら考えたバリアフリー2017でした。
【地域包括支援センター ケアマネジャー・オレンジチームWAOチーム員 I】
- 2017.05.31 Wednesday
- 地域包括支援センター六尾の郷
- 07:47
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- by chojukai