『あっとほーむ六尾の郷〜朝のほっこりエピソード〜』
JUGEMテーマ:社会福祉
みなさんこんにちは。夏本番ですね!体調はお変わりなくお過ごしでしょうか。
あっとほーむ六尾の郷で、お泊りされている利用者様は9名と多くはありませんが、職員一人体制ということもあり毎晩気を引き締めて夜勤を行っています。
そんな中、先日の夜勤明け。利用者様を朝食の為、起床介助し、着替えや、整容などを行っている途中に、ふとフロアを見ると、A様がK様にペーパータオルで折り紙を教えて下さっていました。
まだ、あっとほーむに来られて日が浅く、帰宅願望もある日々を送っておられるA様の嬉しそうな表情にとても嬉しくなりました。
近寄ると「この方、紙が好きみたいだから何か出来ないかなと思って」と。A様よりもK様が紙に執着心があることを知っていた私ですが、そのような考えにならなった自分の未熟さも感じながら「綺麗な折紙ならあるから使いますか?」と聞くと「お願い」と笑顔で答えてくださりました。
昼食後、他の利用者様にもご自身から声を掛けてくださるA様。「あっちで一緒に折り紙しない?」と。他の利用者様も「しよか〜!私すぐ忘れてまうから教えてな〜」と一つのテーブルに集まれ楽しそうな皆様の姿に、夜勤明けの疲れも飛び、ほっこりした気持ちになりました。
その日は、朝から帰宅願望もみられなかったA様。認知症状は、人それぞれ違い、ケアの仕方でその人の気持ちや行動が変わってくると思います。
「帰りたい」と思う気持ちをゼロにすることは難しいと思いますが、少しでもその方の居場所を作ってあげれるように、寄り添っていきたいと思います。
【あっとほーむ六尾の郷 ケアワーカーU】
- 2019.08.12 Monday
- あっとほーむ
- 14:13
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- by chojukai