『地域包括支援センター六尾の郷〜大型補強〜!』

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    JUGEMテーマ:社会福祉



    はじめまして!

     

    泉南市地域包括支援センター六尾の郷のケアマネージャーKです。

    地域包括支援センターに配属されて3ヶ月の新人です。

     

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    前職は柔道整復師として整骨院で働いておりました。

    柔道整復師として得た経験を活かしながらケアマネージャーとして働きたいという思いで、地域包括支援センターへやってきました。

     

    私個人としては、元気に歳を重ねるためには『適度に運動する』、『趣味を持ち、楽しく笑いながら生活する』、『おいしくご飯を食べる』が大切であると考えています。

     

    『適度に運動する』といっても方法を間違えると効果が出ないばかりか、逆に体に痛みを生じることになります。そうならないためのお手伝いがしたいのです。

     

    地域包括支援センター六尾の郷では介護予防教室の中で脳健康・口腔・体操教室を行っております。私は主に体操教室を担当し、参加者のみなさまに運動方法をお伝えしております。

     

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    今後1人でも多くの地域の方々に運動の大切さ、または効果のある体操をお伝えできればと思っております。

     

    当然のことですがケアマネージャーとしも飛躍したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 


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    地域包括支援センター六尾の郷 介護支援専門員K】


    『地域包括支援センター六尾の郷〜パーワーアップしました!B区ケア会議!!〜福まちサポートリーダーとの連携〜』

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      JUGEMテーマ:社会福祉

       
      平成15年から地域での生活に課題を持っている方の情報を共有することを目的として、毎月一回「六尾の郷」にて会議を行っています。
       
      構成メンバーは各地域代表の相談協力員、行政、地域包括支援センター、コミュニティーソーシャルワーカーそして法人職員が参加しています。
       
      相談協力員の方の担当地区での見守り活動の中で、体調や日常生活の様子が気になる方や、地域で孤立している方などの情報を共有し課題の解決に向けた会議を行っています。
       
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      今年度から新たに1名の方が相談協力員として参加して頂き、2名の福まちサポートリーダーの方がオブザーバーとして参加して頂いています。
       
      また、この会議のなかで毎回、地域の福祉活動に関することをテーマにして「福祉談義」を行っています。相談協力員の方から様々なご意見を頂くことができ活発な談義を行うことができています。
       
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      この会議は、個人情報に配慮しながら地域の方々と地域の課題の掘りおこしを行い、社会的弱者の救済を目的としています。
       
      今後も地域の住民の方々が安心して住みなれた町で暮らせるように、相談協力員の方、福まちサポートリーダーの方々と連携を図らせて頂きたいと思いますので、宜しくお願い致します。

       
      【地域包括支援センター六尾の郷 社会福祉士K】
       

      『今年も元気だ!砂川サロンいこいが熱い!!』

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        JUGEMテーマ:社会福祉
         
        平成22年12月から開設させていただいております、
        『砂川サロンいこい』はおかげさまで5回目のお正月を迎えることができました。
        地域の皆様に可愛がっていただき大変感謝しております。
         
        今年の鏡開きにもたくさんの住民さんにお集まりいただき、おぜんざいをいただいた後、毎年恒例となっている百人一首大会を楽しみました。
         
        毎年読み手となってくださっているH様、そして今回初参加で読み手になって頂いたN様、ありがとうございました。
         
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        1月16日には地域包括支援センター六尾の郷が主催しております、「わっしょい教室(二次予防教室)」の同窓会がいこいにて行われました。
         
        集まってくださったのは、昨年9月から12月までの脳健康教室を卒業した9名の皆さま。
         
        発案者のH様の発声により、わっしょい教室を思い返しつつゲームや歌などを2時間楽しんでおられました。
         
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        参加者の皆さまから「これからも継続したい!」という強い希望があり、今後も定期的にいこいで集っていただくことになりました!
         
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        また2回目になりますiPad教室が1月27日から始まりました。
        2月末までの毎週火曜日計5回のコースで、iPadの基本動作や脳トレゲームなどの紹介などの講習会を実施します。

         
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        今回も好評につき満員御礼で、皆さん熱心に一時間半の間iPadに向き合っています。
         
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        「砂川サロンいこい」の営業時間ですが、毎週月曜日から金曜日(祝日含む)週5回、午後1時から3時までと変更いたしました。
        (※ホームページ上では、ただいま変更作業中ですのでご注意願います。)

         
        これからも地域の皆さまのいこい(憩い)の場になるよう、また様々な場面で活用していただけるようにより一層頑張っていきたいと思います。
         
        今後とも『砂川サロンいこい』をよろしくお願いします。
         
        【地域包括支援センター六尾の郷 管理者W&事務員I
         
         


         
         
        国の方では次年度介護報酬新単価が決定され、介護事業者にとって今後の方向性を問われる時期でもあります。
         
        またその一方、『社会福祉法人改革』も議論されています。http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000073607.html
        その一つの議題に挙げられているのが、「地域における公益的な取組の責務」です。
         
        簡単に説明しますと、『社会福祉法人は、営利企業も参入している同じ介護サービスだけを実施するのではなく、そのような企業が実施することが事実上困難であり、且つ既存の制度の対象とならない福祉サービスを実施することが求められる。』ということ。
         
        当法人のような取組をしている社会福祉法人は全国にはたくさん存在します。これからは、もっともっと業界全体が一枚岩となって、声を上げていかなけらばなりませんね!

         
        【事務長A】

         

        『地域包括支援センター六尾の郷〜WAOまつりin新家(泉南市)〜』

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          平成26年11月下旬に泉南市内の新家公民館・新家幼稚園跡をお借りして、『第6回泉南市認知症フォーラムWAOまつりin新家』開催しました。
           
          第1回から5回までは泉南市が中心となり、イオンホールや泉南市文化ホールで音楽祭などが行われてきましたが、この第6回では地域単位で開催することとなり、『認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを目指して』をテーマに新家地区で行いました。
           
          新家地区では約1年前に、新家上村老人集会所でWAO新家が開催されていました。そして、ここから泉南市内の各地域へ出向き、地域住民の皆さんと認知症という病気を理解していただくために認知症サポート医や認知症かかりつけ医、多職種が集まって認知症高齢者への理解を深めた講座などを開催し、1年後にまた新家地区に帰ってきました。
           
          当日の内容や構成をどうするのか、また関係者への打ち合わせなど包括支援センター六尾の郷の職員一人ひとりが知恵やアイデアを出し合い、また何度も何度も修正をし、開催日ギリギリまで調整が続きました。
           
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          プログラム内容
           1部:紙芝居
           2部:新家上村地区徘徊模擬訓練の報告会
           3部:私が認知症啓発をする理由
           4部:認知症と地域防災を考える

           
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          また、会場では2箇所の会場を借りていたためハイテク(古い言葉?)なハングアウトなる技術を取り入れ、会場の模様を中継ができるように工夫しました。これによってたくさんの人が講演を観ることができました。
           
          そしてそのほかにも大阪府理学療法士会・大阪府作業療法士会の方によるブースや、泉南市認知症ケア研究会によるブース、新家上村地区徘徊模擬訓練のパネル展示など、盛りだくさんの内容となりたくさんの地域の皆さんや関係者の方々も来場していただきました。
           
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          最後には来場者の皆さんが手を繋ぎ、『WAO(輪を)!新家〜』と大きなひとつの輪になりました。
           
          これからもWAOの輪が泉南市全域に広がるように、たくさんの地域の皆さんや関係者の皆さんとこの泉南市で、『認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを目指して』いろいろな啓発活動を地域包括支援センター六尾の郷の仲間と一緒にやっていきたいと思います。
           
          【地域包括支援センター六尾の郷 ケアマネージャーS】
           

          『地域包括支援センター六尾の郷〜地域福祉対応力向上研修〜東日本大震災被災地へ〜』

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            東日本大震災から3年8ヶ月・・・。
            地域福祉対応力向上研修の一環として、津波で大きな被害があった宮城県南三陸町・気仙沼市を、泉南市長寿社会推進課・地域包括支援センター・認知症ケア研究会・認知症コーディネーター・福まちサポートリーダーの計15名で訪れました。
             
            訪問の目的は現在泉南市で取組んでいるWAO泉南の充実に向けて、様々な人とのつながりを東日本大震災を経験した方々から学び、今後の泉南市の活動へつなげていくこと。
             
            最初に訪れたのは南三陸町。
            ここでは津波で店舗を流された商店が集まった「さんさん商店街」や、語り部の方から被害の大きかった場所の見学や震災当時の様子や、避難所での生活、復興に向けての様子を伺いました。
             
            津波被害を受けた場所は、住宅建設禁止区域となっているのと地盤沈下があるため、山を切り崩して盛り土にし、そこに建物を建てる作業をする等、思うように住宅が建てられないという理由もあって、震災から3年が経った現在でも7割の方が不自由な仮設住宅での生活をされているとのこと。
             
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            翌日、南三陸町地域包括支援センター職員と情報交換会を行いました。
             
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            現在の課題として、仮設住宅でのコミュニュティの問題と動かないこと(生活が不活発なこと)が原因で全身の働きが低下した状態になる生活不活発病の増加しており、生活不活発病の予防と改善を呼びかけているそうです。
             
            生活不活発病の周知と予防のために講座を受講された『輝きサポーター』が仮設住宅を回り、啓発活動をされています。南三陸町地域包括支援センター職員より「行政の力はほぼ無力。地域を愛する地域の方の力を中心に動いていくから自然と輪ができ、復興が進んでいる。」との言葉に感銘を受けました。
             
            仮設住宅を訪問されている地域包括の保健師さんより「〜自分の身は自分で守る〜という意識を日頃から持つことが大事。例えば自分が服用している薬の名前や持病はしっかり把握しておいてください。」とのアドバイスがありました。
             
            訪問時に薬は飲んでいても、何の薬を飲んでいたか覚えていない方が多いそうで、「丸い白い錠剤と赤い錠剤を飲んでいた。」という感じに答えられ、投薬情報がすぐわかれば良いのですが、かかりつけの病院が津波の被害を受けられていたりするのですぐにわからない場合が多いのだとか。薬の名前は横文字で覚えにくいと思いますが、〜自分の身は自分で守る〜意識を持つようにしていきたいですね。
             
            最終日は気仙沼市の鹿折地区の仮設住宅で生活されている方々を対象に、JFK(日本の福祉を考える気仙沼若手の会)という有志の会が講師を務めた、認知症サポーター養成講座の様子を見学させていただきました。
             
            こちらの仮設住宅では認知症サポーター養成講座を5回シリーズで開催しており、通常の養成講座より認知症への理解を深められているとのこと。JFKメンバーは認知症疾患センターの看護師や、認知症介護指導者など専門職の方が多く集まられており、認知症の病態や接し方など寸劇やスライドを用いてわかりやすく講座をされており、泉南市での認知症サポーター養成講座でも取り入れたい内容の講座で大変勉強になりました。
             
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            今回の東日本大震災被災地視察研修では、自然の脅威には人間は無力ということを強く感じたと同時に、地域の力、人とのつながり・大切さをそれ以上に感じました。
             
            今回の震災のような災害時に日頃からの地域力が試されると思います。地域とのつながりはすぐに確立されるのではなく、日頃からの見守りだったり、地域との交流から生まれてつくられていくもの・・・。
             
            そんな地域を泉南市で1つでも多くつくるには地域包括職員としてできることは何か、どのような働きかけをしたら良いか・・・。地域の方から沢山のことを学びながら、誰もが暮らしやすい町、泉南市を目指して少しずつ前進していきたいと思います。
             
            最後になりましたが、南三陸町をご案内してくださった語り部の佐藤さん、南三陸町地域包括支援センターの皆様、JFKの皆様、ご多忙の中貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。
             
            【地域包括支援センター六尾の郷 ケアマネージャーI
             

            『先進地視察〜第11回大牟田市徘徊SOSネットワーク模擬訓練〜』

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              平成26年9月下旬、2日間にわたり福岡県大牟田市での第11回SOSネットワーク模擬訓練の視察に行きました
               
              今回の視察は、泉南市長寿社会推進課、新家上村地区区長、認知症コーディネーター、地域包括支援センターなでしこりんくうの方々と一緒の参加です。
               
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               大阪駅から3時間以上かけて、ようやく福岡県新大牟田駅に到着しました!!
              駅を出ると徘徊模擬訓練の「のぼり」があちこちに立ててあり、さすが今回で第11回目を迎えるだけあって、地域に訓練が浸透していることがよくわかりました。

               
              大牟田市到着日には事前説明会が行われ、明日の訓練については勿論、この訓練の最初、1小学校区での訓練から今回までの訓練の経緯の説明もありました。
               
              他の小学校区で開催の働き掛けをしましたが、地域の方の反対もあり理解を得るまでに時間がかかったそうです。
              しかし諦めずに話し合いを重ねるごとに、理解者・協力者が増えて今では全国的にも注目されるようになりましたと話されていました。
               
              そして、一夜明け、いよいよ訓練当日です。
              私の担当地域は手鎌区(人口9,232人の内65歳以上人口2,670人)
              高齢化率28.9で世帯数は4,118の地区です。 

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              私の役割は「徘徊者に声かけして頂けませんか?」と、地域の方を訓練にお誘いするものでした。
              声をかけた多くの方が訓練のことを理解しており『訓練の必要性』を十分に理解されていました

               
              また今回の訓練では医療、福祉の専門職や大牟田市、地域住民の方々の連携が取れており『目標の共通認識』を持っていると感じました。
               
              第11回目を迎えた徘徊SOSネットワーク模擬訓練に参加して、地域の方の理解と協力を得るには時間を要しますが、まず理解を得ることが大切である。
              そして専門職がお互いに、『目標の共通認識』を持ち続けることが大切であることがわかりました。
              今後の活動に今回の視察を活かし専門職や地域の方々と一緒に取組んでいきたいと思います!!

               
              【泉南市地域包括支援センター六尾の郷  K社会福祉士】
               

              『地域包括支援センター六尾の郷〜わっしょい教室(二次予防事業)スタート!!〜』

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                暑かった夏が過ぎ、ようやく秋の気配を感じられる季節になりましたね。

                 

                地域包括支援センター六尾の郷では、9月より約1年振りとなる
                『わっしょい教室(二次予防事業)』がスタートしました。

                 

                9月から11月までの3ヶ月間、体操教室と脳健康教室を開催します。

                参加者の皆さんと一緒に楽しく介護予防できるよう、自宅でも継続できるプログラムを盛り沢山ご準備しております。

                 

                教室の内容や対象地区を詳しくお知りになりたい方は、地域包括支援センター六尾の郷(TEL:484−8668)までお問い合わせくださいね。

                 

                体操教室の様子(会場:新家公民館)

                 
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                【地域包括支援センター六尾の郷 ケアマネージャーI


                『地域包括支援センター六尾の郷〜東京研修に行って参りました〜!』  

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                  認知症推進支援事業全国合同セミナーに参加するために、7月下旬、東京✈に行ってきました。北は北海道から南は沖縄まで総勢197名の方々が参加されました。

                   

                  そのうち大阪府泉南市からは泉南市役所 長寿社会推進課、認知症コーディネーター、地域包括支援センター(六尾の郷・なでしこりんくう)の総勢6名で参加してきました。 

                   

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                  研修第初日は午後からのスタートでしたが、少し早めに到着した私たちは、そのまま研修会場に入りました。

                  入ってすぐ目に飛び込んできたものは・・・な・なんと!!

                  泉南市が今まで取り組んできた認知症施策が、会場後方の壁一面に掲示されていました。

                   

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                  その一つ一つをじっくり見てみると、介護保険制度が始まってから14年・・。

                  平成22年度から認知症ケア推進事業の認知症サポーター養成講座・徘徊高齢者等SOSネットワーク・認知症コーディネーター・おいでや!泉南・地域包括ケア会議等々、たくさんの取り組みが細かく記載されていました。

                   

                  地域包括支援センター六尾の郷で一緒に活動している方の写真もあって思わず写真を1枚・・・(嬉)

                   

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                  「すごいなぁ〜」と見入っている間にどんどん参加者が集まってきてさぁ〜いよいよ初日の研修が始まりました。

                    

                  『認知症になっても安心して暮らせる地域づくり』を目指して、京都府と大阪府岸和田市の認知症への取り組みが発表されました。

                   

                  京都府はオール京都をコンセプトに、府全体で動き、岸和田市は1人の利用者さんを地域で支えた内容でした。

                   

                  そのあと、他府県ごとにグループワークに入ったのですが、なんといってもこの1月から地域包括支援センター六尾の郷に異動になった私は、今まで泉南市が行ってきた認知症施策についての活動を他府県の方にしっかり伝えることができませんでした。(勉強不足←反省)

                   

                  2日目は泉南市と他府県を交えてのグループワークです。

                  このグループワークを通じて、いかに泉南市が認知症施策に力を入れてきたか・・会場の後ろに掲示されている理由がよくわかりました。

                   

                  他府県の話を聞くと認知症施策に対する遅れが感じられ、行政自身が施策に対しての方向性や取り組み方法がわからないといった状態であるということや、地域包括支援センターとの協力体制がいかに進んでいないのか・・等々。

                   

                  研修を終えて、今まで地域包括支援センター六尾の郷で頑張ってきた職員の成果を感じさせられたこの2日間でした。

                   

                  【地域包括支援センター六尾の郷 ケアマネージャーS】


                  『地域包括支援センター六尾の郷〜地域包括ケア会議(一丘タウンミーティング)開催!!〜』

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                    じめじめと鬱陶しい梅雨が明け、夏本番!!暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?

                     

                    今回は先日、泉南市一丘地区で開催した、『地域包括ケア会議』の様子をお伝えしたいと思います。

                     

                    その前に域包括ケア会議』を簡単にご説明します。

                     

                    高齢者個人に対する支援の充実と、それを支える社会基盤の整備を同時に進めていく、地域包括ケアシステムの実現に向けた手法〜のことで昨年度は、泉南市全域のケアマネ・医師・訪問看護などの福祉、医療の専門職代表と地域住民代表が集まっていましたが、今年度は地域単位で地域の課題を考えていく『タウンミーティング』を実施することになりました。

                     

                    開催地区は昨年11月に『WAO(輪を)!一丘』を開催し、大盛況に終わった一丘地区。

                     

                    WAO一丘や地区ケア会議、地域包括支援センター職員として日々の相談業務に携わる中で見えてきた課題『ひとり暮らしの認知症高齢者の支援について』をテーマに住民代表として、区長・民生委員代表・地区福祉委員代表、専門職として、認知症専門医・認知症かかりつけ医・いきいきネット相談支援センター・ケアマネージャー・認知症コーディネーター・泉南市長寿社会推進課・地域包括支援センターでテーマに対してそれぞれの立場で考える課題を抽出していきました。

                     

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                    安否確認ができない・地域との関わりを拒む・見守り活動の人員が不足しているなど沢山の課題が出ました。地域住民代表より「地域での組織づくりをしっかりしていけば、今回の課題だけでなく、全ての人が安心して暮らせる一丘になるのではないか?」という貴重な意見を聞くことができました。

                     

                    今回のような地域に出向いての地域包括ケア会議は、泉南市でも初の試みで、正直なところ活発な意見交換ができるかと心配していましたが、それぞれの立場での様々な意見交換ができたと思います。

                     

                    同時に一丘地区を支える住民・専門職が集まり、〜顔の見える関係づくり〜ができた貴重な機会となったのではと感じます。

                     

                    次回の開催は来年2月頃を予定しておりますが、次回までに今回抽出された課題に対し、どのような支援ができるか、またはどのような支援をしたかを参加者に発表していただく予定です。

                     

                    地域包括ケアシステムの実現に向けて地域包括支援センターとしてできることは何か・・・。地域から求められていることは何か・・・。色々な社会資源に常にアンテナを張り、住民・多職種と協働し、誰もが安心して暮らせる地域づくり・町づくりを目指していきたいと思います。

                     

                    【地域包括支援センター六尾の郷 ケアマネージャーI】


                    『地域包括支援センター六尾の郷〜歴史の街 紀州街道 信達宿〜』

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                      「WAO市場」を、市場敬老会館で開催しました。
                      開催にあたり専門職、民生委員や地区福祉委員、ボランティアの方々が広報活動や会場設営などにご協力頂き無事に当日を迎えることができました。
                       
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                      開催地域である信達市場は歴史深い町で、中世には京の都から熊野三山へ詣でる『熊野街道』の宿場町として、江戸時代には参勤交代の宿駅『信達宿』として発展してきたと伝えられています。
                       
                      WAO地域という取り組みは、『認知症になっても安心して住み慣れた地域で暮らせる町づくり』をテーマに地域の方へ認知症の理解、認知症予防などについて医療・福祉の専門職が啓発活動を行い、認知症の方を支えるのは家族や地域住民だけでなく様々な専門職も連携し一体となって支えていくという活動です。
                       
                      開催準備は2ヶ月前から始まりました。
                      案内は回覧板と地区福祉委員の方が口コミで宣伝をして下さっています。
                       
                      地域の方と一緒に市場敬老会館に下見に行き「何人きてくれるかわからないので会場にある椅子と机で足りるのかな?」と心配する声がありましたが「椅子や机だったら市場区民センターにもあるよ。貸してもらおう!!と協力の輪が広がりました。
                       

                      また「車で来た人の駐車場はどうしよう・・・」と考えていると「会場の近くに駐車場があるので頼んでみます。」とそちらも地域の方から協力して頂けることになりました。
                       
                      前日の準備で設営に行くと、なんと!地域の男性の方々が「これやったら軽トラがいるわ。」と軽トラを出して下さり会場設営はバッチリです!!
                       
                      最後に横断幕を掲げる時も脚立に乗って「もうちょっとまっすぐ!」「もうちょっとこっち!」とみんなで完成することができました。

                       
                      準備に大忙しで写真を撮るのを忘れてしまい、準備の様子をお伝えすることができないのが残念ですが、ほんとうに大勢の方の協力があり開催へつなげることができました。
                       
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                      そして当日は約100名の参加があり、会場内は超満員でした!!
                      みんなで運んだ椅子も足りなくなるほどの参加があり、急遽、座布団を準備し座って頂きました。

                       
                      医療・福祉の専門職による認知症についての説明や体験談などを、お話して頂きました。最後にアンケートに記入して頂き、
                      「今回の話を聞けて普段の生活で気づくことを教わり、予防を心がけたい。」
                      「認知症に対して同じ不安を持っている方が多数参加されていて安心した。」
                      「泉南市で認知症サポーター養成講座があると知り嬉しく思いました。」
                      など他にも多数、受講して良かったとの意見を頂き私たちも活動を続けていて、たいへん嬉しいです!!
                       
                      今回は、どのような協力が必要かの話し合いや会場設営、後片付けまで地域の方が中心に行いました。特に会場設営や後片付けでは地域の方が大勢お手伝いに来て下さり地域の方がつくり上げた講座になりました。
                       
                      また私たちも地域の方と一緒に活動することで、つながりを持つことができました。このWAO市場が次につながることを期待しています!
                       
                      『地域包括支援センター六尾の郷 社会福祉士K』
                       


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